エイジングケア

カロテノイドは、緑黄色野菜やサケなどに含まれる赤や橙色といった色素です。βカロテンやリコピン、アスタキサンチン、ルテインなどの種類があります。カロテノイドは抗酸化力が高く、摂取すればエイジングや疾患の予防に効果的です。また体内でビタミンAに変換され、目や皮膚、粘膜の健康にも寄与します。

活性酸素は、人体で生成される細胞への攻撃性を持つ物質です。老化現象や生活習慣病の大半は、活性酸素との関わりで説明できるといっても過言ではありません。美と健康を維持するためには、活性酸素を増やさないような生活習慣や、活性酸素を消去する抗酸化の取り組みが大切です。

SOD酵素とは、ヒトを含めた生物が持つ抗酸化物質（酵素）です。体内で生じる活性酸素を消去し、細胞傷害やそれが原因で生じる老化・疾患を防ぐ働きを持ちます。そのため、SODの活性を高めるさまざまな取り組みは、エイジングケアや病気の予防につながります。

抗酸化作用とは、体内で生じる活性酸素を消去する働きのこと。細胞傷害を引き起こす活性酸素を減らすことで、エイジングや病気を予防する効果が期待できます。体内での抗酸化作用を高めるには、アスコルビン酸やトコフェロールなどの抗酸化物質を摂取することが有効です。